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急コールの「グループ追加オプション」を活用してアラートや組織構成に合わせた緊急連絡の最適化を実現!

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急コールの「グループ追加オプション」を活用してアラートや組織構成に合わせた緊急連絡の最適化を実現!

公開日:2020/04/23   更新日:2022/12/07

「メールを送って、電話をかける」 – これが急コールの本質的な機能です。
メールによるアラート通知の可能なモニタリング(監視)システムなどから、急コールのメールアドレスにメールが届くように設定するだけで、あらかじめ指定しておいた番号宛に電話をかけ、アラートを受け取ってほしい人に確実に伝えます。
標準でも電話番号は1つだけでなく、グループとして複数登録でき、登録した全員の電話を輪番で(順次)鳴らすことが可能ですが、呼び出したいグループの構成メンバーを入れ替えたり、電話を鳴らす優先度を変えたりと、柔軟な運用をもっと手軽に行いたい場合もあることでしょう。

そうしたニーズにお応えするのが、急コールの「グループ追加オプション」です。
メンバーを分けたり、構成を変えた新しいグループを追加することで、アラートメールの種類ごとに対象グループを分けたり、「抑止オプション」と組み合わせて2つ目以降のグループの電話を鳴らすタイミングを調整することもできます。

【Case 1】アラートの種類に応じて、発信先の電話番号を変えたい

お客様は災害復旧工事を手掛けられている建設会社さんで、土砂災害などのアラートを確実に伝え、迅速な初動対応を実現したい、というのが急コール導入のきっかけでした。
工事が進み、アラートメールの種類が増えるとともに、対応優先順位も変わってきたとのことで、メールの種類に応じて架電先を変えられないか? とのご相談をいただきました。
こちらのご要望には、グループを2つに分けることで対応が可能でした。

Case.1 アラートの種類に応じて、発信先の電話番号を変えたい

【Case 2】1つのアラートメールから、2つのグループに対して順次発信したい

急コールの導入を検討中のお客様から、「1つのアラートを受けて、2つのグループに対して時間をずらして順次発信を行うことは可能か?」とのご相談がありました。
2つ目のグループには、1つ目のグループで電話対応が遅れた場合に、少し時間をおいて電話を鳴らすように設定したいとのことでした。
このご要望には、グループを2つ作成し、同じメールを異なるグループのアドレス宛に送るように設定、さらに2つ目のグループには別途提供しているオプション「抑止機能」を追加適用することで、お応えできました。
抑止機能とは、1通目のアラートメールによる電話の発信後、指定した時間内は新たなアラートメールが送られても電話をかけないようにするオプション機能です。

Case.2 1つのアラートメールから、2つのグループに対して順次発信した

このように、急コールのグループ機能を上手に活用すれば、アラートの内容や組織の事情に応じた、緊急連絡体制の柔軟かつ最適化された運用が可能となります。
いつでも、どこにいる人にも確実に、思い通りに伝えられる緊急連絡を。
急コールなら、実現できます。



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システムの安定稼働を支える「サーバー保守」業務の重要性

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システムの安定稼働を支える「サーバー保守」業務の重要性

公開日:2020/04/17   更新日:2023/04/26
システムの安定稼働を支える「サーバー保守」業務の重要性|ワイドテックの「急コール」

この記事では、私たちの社会を動かすシステムの要であるサーバー保守の重要性を解説。企業が注意すべきサーバー障害によって引き起こされるトラブルやサーバー障害通知に役立つ自動電話システム「急コール」について紹介します。

現代社会において不可欠となったサーバー。もはやITなくしては現在の社会経済は成り立たないと言っても過言ではないでしょう。普段、私たちが何気なく利用するさまざまなインフラやサービスの機能といったものは、コンピューターを支えるサーバーによって処理しています。



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1. サーバー保守の内容とは

サーバーは時代の変化とともに登場した新しいサービスを稼働させるため、ソフトウェア・ハードウェアのアップグレードを行います。

しかし新しいシステムにバグや不具合が生じた場合、正常な動作ができずシステム障害やサーバーダウンが発生してしまうことも。発生したシステム障害の復旧を担う重要な役割が、サーバー保守です。サーバー保守ではシステムとサーバーの安定した稼働を守るため、監視やメンテナンスを行います。


2. サーバー保守はなぜ必要なのか

自宅にいながらネットショッピングで欲しいものが買えたり、スマホ一つで支払いができたり……現在は非常に便利な世の中になりましたが、これにはITの存在が不可欠。そしてこういったITを活用したサービスには、システム障害というリスクがつきまといます。

例えば、新商品を発売したECサイトにアクセスが集中し、サーバーがダウンするケースがあります。こうなるとECサイトで商品を購入できなくなり、企業側が見込んでいた売上に届かず経営に影響が出てしまいます。

何らかのトラブルによりサーバー障害が発生した場合、企業のサーバー保守担当者が対応します。サーバー障害の発見と原因特定、そしてシステムエンジニアと連携を取り復旧作業を行います。

サーバー障害は企業の販売機会の損失だけでなく、社会経済にも影響を及ぼしかねません。サーバーを安定稼働するための施策や日常的な監視体制を整えて、トラブルに対処することが重要です


3. 企業の評判・信頼を失墜させかねないサーバー障害による事故

サーバー障害への対応が遅れると、提供されるはずの商品やサービスそのものがストップし、サービス利用者からクレームが殺到。機会損失を招いて企業の信頼性が揺らぐ事態にまで発展することもあります。

特に企業が頭を抱えるセキュリティ事故が、個人情報の漏えいです。金融機関やECサイト運営会社などの管理システムが乗っ取られ、顧客の個人情報が盗まれるといった事故は度々起こっています。こうした事故は悪意ある攻撃者によるケースだけでなく、意図しないサーバー障害によっても引き起こされることも。企業のIT部門担当者やサーバー保守担当者は注意が必要です。

一方でサーバーを監視する保守業務は事業の中でも目立ちにくい存在で、コストをかけるメリットを感じにくい側面も。企業利益を優先的に考えると、商品開発やサービス構築への先行投資に目がいきがちです。サーバー保守運用コストを削減している企業も少なくないでしょう。

しかし保守体制の整備をないがしろにすれば、それこそ経営にとって死活問題。大規模な個人情報漏えいによって企業の信用が失われるリスクを、充分考えなくてはなりません。


4. 障害通知を受け復旧を効率化する「急コール」で強固な保守体制を

「保守業務の体制を強化したいが、人手が足りない」
「ゼロから保守システムを構築するにはコストがかかり過ぎる」

こういったことでお困りなら、サーバー監視を手助けするツールを導入するのがおすすめです。サーバー障害発生時はすばやい復旧が要となるため、いち早くシステムエンジニア担当者を呼び出すことが重要です。

ワイドテックの自動電話システム「急コール」は、サーバー障害を通知するアラートメールを分析し、エンジニアへ即座に架電するツールです。

受信メール分析用のキーワードと架電先担当者リストは、Web画面で簡単に設定・運用できます。障害通知のメール受信から最短で10~15秒で電話発信が自動でスタート。連絡先を検索してコールするタイムロスがありません。急コールのシステムが自動で処理するため、夜間や休日でも保守スタッフに確実に伝えられます。保守スタッフの稼働を最小限に抑えることができ、コスト削減も期待できます。


5. まとめ

急コールは、指定したキーワードを含むメールを受信すると、事前にリスト登録した技術担当者に自動で順番に架電するシステムです

企業経営にITシステムが不可欠となってきた現代。ネットワークやサーバーの保守運用は、無視できない経営課題の一つです。

「監視品質を効率化して保守体制を構築したい」というシステム担当者や経営者の方は、ワイドテックの自動電話システム「急コール」の導入を検討しましょう。

資料やお見積もりなどは、お問い合わせフォームまでご相談ください。





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システム運用におけるサーバー監視とネットワーク監視の違い

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システム運用におけるサーバー監視とネットワーク監視の違い

公開日:2020/04/17   更新日:2023/04/26
サーバー監視とネットワーク監視の違い|ワイドテックの「急コール」

この記事では、信頼性の高いIT環境を実現するシステム運用で重要な「サーバー監視」と「ネットワーク監視」との違いや、監視担当者が直面する課題、監視体制で導入すべき「急コール」について紹介します。

近年高度な発展を遂げたITシステム。今や産業の垣根を超えあらゆるサービスに導入されています。システム障害によるサービス停止・機能低下は企業・組織の経営の根幹にかかわる重大な課題。恒常的に利用するための運用監視体制の構築が、現在の企業には求められます。



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1. サーバー監視とネットワーク監視の違い

ご存じの通り、サーバーはサービスを提供するソフトウェア、またはデータ情報を処理するコンピューターのことです。そしてネットワークは、PCとサーバーをつなぐ通信そのものを指します。

サーバーとネットワークの関係は、目的地とそこへ向かうルートに似ています。サーバーは目的地、ネットワークは目的地へ向かうルートです。

車で目的地へ向かう場合、最短で向かうためのルートがあるでしょう。そのルート自体が土砂崩れで道が埋まっていたり、交通事故で交通規制されていたりすると通行できなくなります。

この状態をネットワークに置き換えると、障害が発生してシステムが安定稼働しなくなること。このルートを監視するのが「ネットワーク監視」です。

一方「サーバー監視」では、ネットワークの先にある目的地(サーバー本体)に異常がないかを監視します。データや情報が集積するサーバー本体の状態をチェックすることが目的です。


2. システム運用における監視業務とは?

「サーバー監視」「ネットワーク監視」は、システム運用保守業務の一環です。監視は企業ごとに策定されたマニュアルによって定義されますが、サーバー監視のメイン業務は以下の通りです。

  • 監視モニターでの確認
  • サーバー障害発生時のアラートの確認
  • アラート確認後に異常検知したら、保守担当のエンジニアへ連絡

サーバー監視においては、正常に稼働しているかどうかを確認します。サーバー異常は、ネットワーク・OS・ハードウェアなどさまざまなレイヤーで起こる障害によって引き起こされます。

監視業務は、主に2つに分けられます。

死活監視 ネットワーク機器や回線にエラーが起きていないか、正常に稼働しているかをチェックする
リソース監視 ハードウェア・CPU・メモリ・ディスクの状態を監視する
システム監視 システムのプログラムが正常に稼働し、業務サービスが問題なく提供できているかを監視する

監視業務では、ネットワークとサーバーそれぞれの障害によるトラブルへの対応、運用システムの見直しや改善、メンテナンスを行います。


3. サーバー監視担当者が直面する課題とは?

企業活動でWebサービスの活用が主流となった現在、サーバー障害が起きると販売機会の損失、企業に対する信頼性の低下、社内システムの場合は作業効率の低下などさまざまな影響があります。

「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」(経済産業省発表)によると、IT人材の不足状況について回答者の80%以上が、「大幅に不足している」「やや不足している」と回答。特に不足している部門は「社内情報システム管理部門」という結果が出ています。サーバー監視を含むシステム運用保守業務は、企業経営に直結するトラブルに対応する重要なポジションですが、上記の調査結果が示す通り、日本社会全体としてIT人材が不足しているという課題があります。

また、監視を担うシステム管理者には高度な知識が求められることや、24時間対応などハードな勤務体系であることも課題でしょう。アラートメールに追われ、復旧を担うシステム担当者への電話連絡業務に疲弊する管理者も少なくありません。深夜に発生したトラブルに対応した分、夜間の割増賃金が発生するなどコストがかさむケースもあります。

監視担当者数を減らすなど、経営陣からコスト削減をつきつけられることも。IT人材不足が深刻化する中で、障害対応への効率的な運用体制をいかに構築できるかが鍵となります。


4. サーバー監視ツールとして活躍する「急コール」

日常の監視業務を効率化する施策や方法を検討中のシステム管理者におすすめなのが、ワイドテックの自動電話システム「急コール」です。

サーバー障害やネットワーク異常などのシステム障害を知らせるアラートメールを分析し、登録されたシステム担当者の連絡先へ自動で架電します。

「システム管理者がアラートを見落とし、エンジニアへの連絡が遅れた」
「緊急時のメールをエンジニアが気づかず、復旧が遅れた」

このような事態をリスクヘッジし、効率的な運用保守体制を整えます。


5. まとめ

急コールは、指定したキーワードを含むメールを受信すると、事前にリスト登録した技術担当者に自動で順番に架電するシステムです

サーバ―監視とネットワーク監視は異なる業務ですが、いずれもITシステム運用には欠かせません。システム障害への対応はいち早く復旧作業に移れるかが非常に重要です。システム管理者は社内の既存リソースで対応可能なツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

障害発生時の迅速な連絡を可能にする「急コール」の資料やお見積もりは、お問い合せフォームまでご相談ください。





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