急コールの機能

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急コールは、お客様ご指定のキーワードを含むメールを受信すると、事前にリスト登録した架電先担当者へ自動で順番又は一斉に架電するシステムです。

また、架電先担当者の誰からでもボタン選択による対応可の回答を取得すると、その時までの各担当者対応状態を管理者にメールでお知らせします。

急コールの主な機能

  • 特定メールを抽出(急コールに送信されたメールの件名と本文を解析)
  • 担当者に自動架電(順次架電又は一斉架電)
  • 担当者からのボタン選択回答を取得
  • 回答が対応不可の場合、リトライ架電
  • 処理結果を管理者にメール通知

順次架電とは

対応可能な担当者まで一人ひとり順次架電していきます。架電の順番はお客様に予め設定していただきます。

一斉架電とは

一斉に架電を行い、対応可能者を呼び出します。回答の取得方法により「一人回答」「全員回答」の2種類があります。

一斉架電(一人回答)

  • 架電先担当者に一斉架電し、最初に繋がった1名から回答を取得

一斉架電(全員回答)

  • 架電先担当者に一斉架電し、全員から回答を取得

急コールの標準仕様
(1架電パターン)

架電パターンとは、急コールの受信用メールアドレスと発信用の050番号をセットにしたものです。
ご用途に応じて架電パターンを追加することも可能です。(オプション)
※架電パターンは無制限に増やすことができます。

標準仕様
※1架電パターン

※共用/専用環境共通
受信用メールアドレス 1個
発信用電話番号 1個(番号は弊社指定)
架電条件の設定
  • キーワード:メールの件名、本文に含まれるキーワードを各5個まで設定可能
  • 送信元メールアドレス:急コールに送信していただくメールアドレスを1個設定可能
架電先担当者(電話番号)グループ登録 20件(シフト1:10件、シフト2:10件)
※架電先担当者はカスタマイズによって最大50件まで設定可能
架電方法 順次架電、一斉架電(一人回答)
リトライ/回数
  • 順次架電:全員から回答がない場合、設定されている順番の最初に戻り、リトライ架電を行う
  • 一斉架電(一人回答):全員から回答がない場合、全員にリトライ架電を行う
  • 一斉架電(全員回答):回答のない担当者へのみ、リトライ架電を行う

※リトライ回数は、デフォルトは「3回」、カスタマイズで「6回」まで増やせます

※カスタマイズは専用環境でのみ可能です

チャネル数 5チャネル
  • 順次架電:5件のメールを同時並行して架電可能
    ※メール1件につき架電処理1件
  • 一斉架電:1件のメールにつき5名に一斉架電が可能
音声アナウンスセット【基本】 3個(オープニング、「1」選択時(対応可)、「2」選択時(対応不可))

※音声アナウンスセット【基本】は管理者画面(Web)でテキスト入力により任意変更可能

※選択するボタンは変更不可(「1」「2」「9(聞き直す)」固定)

急コールからの処理結果通知先メールアドレス 最大3個 まで登録可能

※ご利用プランと料金についてはこちらのページをご覧ください。

オプションのご案内

急コールは、システム標準の機能に加え、オプション機能を各種ご用意しています。
また、オプションで実現できないご要望は、別途開発を行い機能のカスタマイズも行います。お客様の運用イメージに沿ったサービスを提供しています。

オプション項目 内容
連続架電抑止 最初の架電終了後からご指定の時間内は、架電対象メールを受信しても、架電を抑止
架電パターン追加 受信用メールアドレスと架電用電話番号の1セットを追加
チャネル追加
(標準5チャネル)
※1チャネル単位での追加
  • 順次架電:6件以上のメールを同時に受信して順次架電することが可能
  • 一斉架電:1件のメールにつき6名以上に一斉架電することが可能
架電中断予約 架電対象となるメールを受信しても、架電処理を行わない日時をスケジュールできる機能
※架電パターンごとの設定
音声アナウンスセット追加 「オープニング」「1選択時」「2選択時」に流すアナウンスの組み合わせをアナウンスセットとし、5又は10セットに増やすことが可能

※音声アナウンスセット【基本】を含めて5セット(1+4)、10セット(1+9)

※11セット以上の追加は応相談

※アナウンスは管理者画面(Web)でテキスト入力により作成可能

ご利用想定:

  • 複数種類の連絡を同一グループで対応しており、内容別にアナウンスを変更したい
  • 担当が異なる複数グループ(架電パターン)に、それぞれに合ったアナウンスを流したい
メール配信機能 架電対象メールを受信時、架電先担当者にもメール配信、又はメールテンプレートで配信する機能
※メールは担当者への架電とともに配信
スケジュール 当番の架電先担当者グループをスケジュール登録することで自動変更が可能
一斉架電(全員回答) 架電先担当者5名に一斉架電し、5名全員から回答を取得
6名以上に架電、回答取得される場合は、チャネル追加(別料金)により可能
海外架電 海外に架電する機能

※これまでの「独自アナウンス設定」「独自アナウンス制作」オプション機能は廃止いたします

※ご利用開始後のオプション変更は翌月からの適用になります

※各種オプションの詳細についてはこちらのページをご覧ください

推奨環境

当サービスのご利用には、以下のブラウザを推奨します。
また、JavaScriptを有効化してご利用ください

  • Google Chrome (最新版)
  • Mozilla Firefox (最新版)
  • Microsoft Edge (最新版)

機能について(よくあるご質問)

平日夜間と休日(土日祝)だけ電話通知できますか?

はい。可能です。急コールは2シフトご利用いただけますので、平日日中(シフト1)と平日夜間・休日(シフト2)に分けて設定することが可能です。シフト1用、2用の架電テンプレートを作成し、架電開始時間とともにシフトに登録します。

シフト1は架電しないため、テンプレートで「架電」のチェックを外して登録してください。架電対象メールを受信しても、「架電」にチェックが入っていないので、架電しません。シフト2は必ず「架電」にチェックを入れてご運用ください。

上記のような運用でもカバーできますが、特定の日時を指定して架電を中断されたい場合などは、「架電中断予約オプション」機能をご利用いただけます。

既存の設定とは異なるキーワードで、異なる担当者に電話通知できますか?

はい。「架電パターン追加オプション」をご利用いただければ可能です。複数の部署の担当者様グループへ架電されたい場合は、担当者様グループ分の架電パターンをご利用いただくと、架電条件キーワードや、架電先ご担当者様の電話番号を新規でご登録いただけます。

架電先を1巡目と2巡目で変更することはできますか?

現時点では対応しておりませんが、今後のバージョンアップなどで検討する可能性はございます。

平日の日中は順次架電、夜間・休日は一斉架電にしたいのですが、自動で変更できますか?

架電方法の自動変更には対応しておりません。管理者画面より手動で架電方法を変更いただくことは可能です。

他のシステムとの連携は可能でしょうか?

はい。連携したいシステムに、メールを送信する機能があれば可能です。システムのメール送信先に、急コールの受信用メールアドレスを設定いただき、架電条件とするキーワードや、電話通知したい担当者の電話番号などは、急コールの管理者画面(Web)でご設定いただけます。
Zabbix、農業IoTデバイス、工場排水施設の監視システムなどの連携実績がございます。

Gmailに受信するメールを電話通知したいのですが、急コールでGmailの承認は可能ですか?

Gmailの転送機能を利用することでGmailに受信したメールを急コールで架電通知することが可能です。詳細はお問い合わせください。

急コールからかかってきた電話番号に折返し電話をしたときはどうなりますか?担当者間で通話できますか?

発信専用の番号のため、折返しお電話されても繋がりません。また、急コールはメールの受信を電話で通知するクラウドサービスのため、架電通知後のご担当者様間での通話は行えません。
別途、お電話やメール、チャットツールなどをご利用いただく必要がございます。

1つの担当者グループが複数の障害対応をしています。内容を音声で伝えてもらえますか?

音声アナウンスセット追加オプションをご利用いただけます。音声は、お客様で事前に管理者画面(Web)でテキスト入力して作成(変更)いただけます。
※アナウンスセットは音声アナウンスセット【基本】を含めて5又は10セット追加となります。
※追加したいアナウンスセット数が5又は10未満の場合でも、5又は10セット追加お申し込みとなります
※11セット以上追加は別途ご相談ください。

例)「サーバ」と「ネットワーク」の障害監視を同一担当者グループが行っており、どちらの障害か、アナウンスの冒頭で知らせたい場合。
→ 音声アナウンスセット追加(5)オプションご契約となります。

お客様で「サーバ用」「ネットワーク用」のオープニングアナウンスを作成いただきます。
例)「サーバで障害が発生しました。対応が可能な・・・」(オープニング変更)
例)「ネットワークで障害が発生しました。対応が可能な・・・」(オープニング変更)

作成したサーバ用アナウンス、ネットワーク用アナウンスを流す条件を設定登録してご利用いただけます。

3つのシステムを監視しており、それぞれに対応する担当者グループがあります。3架電パターンを利用していますが、各架電パターン用にアナウンス変更はできますか?

音声アナウンスセット追加オプションをご契約で、音声アナウンスセット【基本】を含めて5又は10セットに増やすことが可能です。現在ご利用いただいている基本アナウンスセット(3架電パターン共通)は、任意で変更いただけますので、残り2架電パターン分のアナウンスを作成(変更)、それぞれの架電パターンに設定してご利用ください。
※アナウンス変更は、管理者画面(Web)でテキスト入力して登録いただけます。

2アカウント利用しています。1つのアカウントでアナウンスセットを5追加して、3セットを利用しています。残りの2セットは、もう1つのアカウントで使用できますか?

音声アナウンスセット追加オプションは、アカウントに付与されますので、アカウントをまたいでのご利用はいただけません。他のアカウントで音声アナウンスセット追加オプションのご契約が必要です。

クライアント向け保守運用で、システム障害発生時、オペレータがクライアントの担当者へ電話をかけて連絡しています。DX化したく、急コールの導入を検討していますが、クライアント100社向けにアナウンスを変更して架電通知できますか?

可能です。クライアント様ごとにアカウント又は架電パターンをご用意します。
アカウント追加、架電パターン追加の場合別に、ご契約が必要なオプションとそれぞれのメリット、デメリットをご案内します。

■ 1社1アカウント(ID/PW)の場合:
クライアント様ごとに100アカウントご用意します。音声アナウンスセット【基本】は1アカウントに1セット標準で実装しておりますので、任意の内容に変更してご利用いただけます。音声アナウンスセット追加オプションのお申し込みは不要です。

※適用オプション:アカウント追加

※ボリュームディスカウントあり。ご相談ください。


〇メリット:
  • 1社1アカウントのため、クライアント様ごとに管理がしやすい(設定、履歴確認、請求金額など)
  • 複数人でアカウントごとに管理が可能
  • 音声アナウンスセット追加オプションの契約が不要
    (複数アナウンスが必要な場合は、クライアント様ごとに追加が可能です)
×デメリット:
  • クライアント様が多い場合はID、パスワードの管理が煩雑になる
  • アカウント追加作業費用がかかる(ご契約時のみ)

■ 1アカウント(ID/PW)100社の場合:
1アカウントにクライアント100社様用の架電パターンをご用意します(1アカウントで100社様のご運用となります)。基本アナウンスセットは1セットのため、99社様用にアナウンスセットを追加します。基本アナウンスセットと追加の99セットを任意の内容に変更してご利用いただけます。

※適用オプション:架電パターン追加、音声アナウンスセット追加(11以上)

※ボリュームディスカウントあり。ご相談ください。


〇メリット:
  • 1つのアカウントでまとめて管理が可能
×デメリット:
  • 架電パターン追加作業費用がかかる(ご契約時のみ)
  • 音声アナウンスセット追加オプション料金がかかる(月額)

クライアント様ごとにアカウントを分ける場合も、1つのアカウントで全てのクライアント様の管理をされる場合とも、ご運用方法に合わせてご利用ください。